ブラジルW杯の組み合わせ抽選の結果、日本代表はC組に入ることが決定。対戦相手はコートジボワール、ギリシャ、コロンビアとなったが、国内の楽観的な報道とは逆に、日本代表の選手は口を揃えて「厳しいグループに入った」と発言した。
その理由の一つが、C組のシード国コロンビアでエースストライカーを担うファルカオ選手の存在だ。
現在27歳のファルカオ選手は、リーガエスパニョーラのアトレティコ・マドリードでエースとして活躍。クリスティアーノ・ロナウド、メッシに次ぐスペインリーグ屈指のストライカーである。レアルマドリードやチェルシー、マンチェスターシティといったビッグクラブが争奪戦を繰り広げた後、2013年5月に6000万ユーロという莫大な移籍金によってモナコへ移籍した。
プレースタイルは、ゴールへの嗅覚がずば抜けた典型的な点取屋タイプである。
DFとの駆け引きにすぐれ、ポジショニングと瞬発力の良さで相手の裏へ抜ける動き出しはまさにクラシックなストライカーと呼ぶべきだろう。上背は無いもののヘディングが強く、ポストプレーにも優れ、かつ足元も左右両方で正確に蹴ることができるバランスの良さも特徴だ。
日本代表にとっては、W杯予選突破のためにこのファルカオを止めなければならない。彼を封じることが勝敗を左右する大きなポイントになるだろう。
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